芳純 |
私風に本書を纏めると以下のようになる。
社会は、その構成員達が働くことによって、お互いが必要な物やサービスを作り出したり、それぞれの抱えるる問題を解決し合ったりすることで成り立っている。人類は、歴史と通して、そのような営みを可能とする媒体として貨幣を生み出した。貨幣が有用となる前提は、社会のあり方を理解し、よりよい方向にする意思を持ち、各自が役立っているという自覚をもてることだ。この前提が崩れれば人々はお金の奴隷となり、貨幣も役目を果たせなくなり経済は破綻し、同時に社会も崩壊することになる。
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