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【感想】
本書は、育児に関わる多くの事例・エピソードに基づいて、そこから著者が普遍的なものであろうと感じ取り・読み取った事柄の記述である。だから、子育て最中の若い人にとっては是非本書自体を読んでもらいたいと思う。実は本書の魅力の一つは、味わい豊かな文章の記述にあるのだが、この点においては、この要約はあまり役立たない。
一方、本書に盛り込まれている人間理解の仕方には、とても深いものがある。だから本書の考え方は子どもだけではなく大人も対象になるのであり、より広く他者と関係を持ちながら生涯変化していく人間という存在の関係自体をも対象とした一つの哲学であると思う。この点においては、この要約は少し役立つのかも知れない。
尚、第四章の「■〈育てる者〉たちの生涯過程を振り返る」以降については省略した
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