仲間のプチ読書会でエマニエル・トッドの新書三冊を読んで、それを魚に一杯やるというので急いで二冊読んでみた。読んだのは『シャルリとは誰か 人種差別と没落する西欧』『問題は英国ではない、EUなのだ 21世紀の新・国家論』で、あと一つの『「ドイツ帝国」が世界を破滅させる 日本人への警告』は,、バラの手入れの方が忙しくて明日の集まりまでに間に合わなかったから、読んで纏める係の友達の解説を聞いて読んだことにしよう。
1951年生まれでフランスの歴史人口学者トッドさんの本を読むのは初めてだから、なぜそういう話になるのかということについては今一つ腑に落ちない。しかし、とにかく現在進行中の歴史的転換に対する一つの見方であることは確かだろう。東アジアやトランプの米国やプーチンのロシアだけではなくて、欧州もやっぱり変なのだ。欧州は、人間の自由・平等などの基本理念に基づいた近代国民国家の発祥地なのに、そんなことで大丈夫だろうか?
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