自己紹介

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1946年9月、焦土と化した東京都内にて、食糧難と住宅難と就職難の中、運良く生き抜いた両親の新しき時代の一発目として生を受けるも、一年未満で感染症にて死にかける。生き延びたのは、ご近所に住む朝鮮人女性のもらい乳と父親がやっと手にした本の印税全部を叩いて進駐軍から手に入れたペニシリンのおかげであったらしい。ここまでは当然記憶にない。記憶になくても疑えないことである。 物心がついた頃には理系少年になっていた。それが何故なのか定かではないが、誤魔化しうるコトバより、誤魔化しえない数や図形に安堵を覚えたのかもしれない。言葉というものが、単なる記号ではなく、実は世界を分節し、意味と価値の認識それ自体をも可能にするものであることに気付きはじめたのは50歳を過ぎてからであった。 30年間程の企業勤めの後、現在は知の世界に遊ぶ自称哲学徒、通称孫が気になる普通の爺~じ。ブログには庭で育てている薔薇の写真も載せました。

2017年5月16日火曜日

5月14日(日) 資本論 第三巻の第二篇まで読み進んできました

モッコウバラ
仲間と資本論を一度マジメに全部読んでみようと始めてからもうすぐ三年が経過する。はじめは、忠告通りに、マルクス自身がキッチリと吟味して出版した第一巻だけにしておくつもりであったが、ついつい勢いがでてきて遂に二巻も読破して第三巻突入してしまった。

 流石ここまで来ると、忠告の意味がいよいよわかってくる、つまり専門家でなければそこまでは必要ない、と。仲間内の読書会では各回ごとに担当者が回り持ちでレジュメを作って説明するという形でやているが、私はそれとは別に自分のまとめを作っているから時間がかかる。

 既に、第一巻は章ごとに分けて、出来た順に別ブログ「爺~じの”名著読解”」に掲載済み。後で第一巻全部まとめて150ページ位を掲載しようとしたら多すぎたためかだめであった。第二巻は第一巻と重複すると思った部分を省略したりして、30ページくらいまとめて別ブログの「爺~じの”本の要約・メモ”」に掲載した。
 
第三巻は第二篇までまとめたがもう30ページになってしまい、後で1/3位に要約してからまとめて「爺~じの”本の要約・メモ”」にする予定だが、このペースで行くと来春くらいになりそう。

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